任意売却
実家のマンションの競売阻止
ご相談者様は実家マンションを所有している方の
義理の弟のTさんでした。
Tさんのお話を聞くと、マンションの所有者である義理のお兄さんのSさんは
Tさんの奥さんのお兄さんでSさんは実家に一人暮らしでした。
ある日、突然Sさんと連絡が取れなっくなったそうです。
心配したTさんは、Sさんのマンションに行かれました。
そうすると、マンションのポストが新聞やチラシで満タンになっていました。
心配したTさんは、ポストを整理して帰ろうとしたのですが
郵便物の中に、裁判所からの封書があったのです。
競売回避のためお問い合わせいただきました。
おどろいたTさんはSさんには申し訳ないと思いながら
裁判所の封書を開封した所、不動産の競売の申立てが入っていました。
もっと驚いたTさんは、
自宅に帰り奥さんに状況を伝えました。
奥さんにとっても実家でもあるマンションが
競売にかけられていることを知り、兄妹に相談しました。
その間も競売が進んでしまうので、Tさんは、競売を何とか回避できないかと
インターネットでいろいろと検索したそうです。
その結果、西日本不動産競売救済支援協会を見つけ
不動産の競売回避の方法事例を読まれました。
他にも成功事例を掲載しております。
私たち相談員は、今まで数多くの任意売却を手がけていたこともあり
たくさんの成功事例を掲載しています。
また、相談者さんからアンケートをいただき、
成約までのいきさつや体験談・心境も掲載しています。
ホームページを見て頂いたTさんは、
【ここなら、連絡を取れない義理のお兄さんでも競売の取下げをしてくれる】と
思い、お電話いただきました。
お電話で相談いただいた時には事情が事情なので、
兄妹全員でお伺いしたいとの相談でした。
ご家族全員でのご相談も可能です。
私たちも、家族全員で相談に来られてもいいように
少し大きめの部屋を用意しています。
当日、Sさんの妹さん夫婦2人Sさんのお姉さん夫婦2に合計4人で来社いただきました。
今回の実家の競売になった経緯を聞かせていただき今後の対応策のお話をしました。
ご相談に来られたSさんの兄妹さんから今回の事情をお聞きすると、
Sさんは2年前、体を壊され、仕事も辞められたそうです。
その後、今までの貯金で、住宅ローン、マンションの管理費、積立金、固定資産税を払っていたようですが
昨年辺りから、生活が厳しくなり、ご兄妹に、援助してもらっていたようです。
ご兄妹の方も心配はしていたのですが、
再就職すれば何とかなるだろうと思っていました。
生活資金もある程度援助しているので、住宅ローンの返済が遅れていることも
想像していなかったそうです。
相談に来られ、詳しい事情をお聞きしました。
マンション所有者さんを発見後、速やかに手続き
現状出来る事は、まず本人を見つけることが先決だと思い、
兄妹の方には、大袈裟かもしれないがマンションに警察の方の同行を元で
鍵を開け、部屋に入り何か手がかりがないかを探すのが懸命だと思い、お伝えしました。
Sさんの事情はどうあれ、本人が見つかれば
今回の競売はさほど難しくなく回避できる状況でした。
早速、警察立会いの下、鍵を開けてもらい中に入ることが出来ました。
しかし驚いたことに、Sさん本人が部屋にいたのです。
その連絡をいただき、Sさんともに再度西日本不動産競売救済支援協会に来社いただき、
お話を聞くとこういう状況になり、Sさんは非常に悩まれたようです。
お話を聞くとこういう状況になり、Sさんは非常に悩まれたようです。
今まで兄妹に金銭面でも迷惑をかけてきたので、
これ以上迷惑かけたくないと思いながらどうしようもない状況でした。
本人さんが見つかったので、直ぐ手続きを取り
競売を申し立てた金融機関と連絡を取り解決の話し合いをしたところ
競売を取り下げてもらうことが出来ました。
今回Sさんの兄妹が、西日本不動産競売支援協会を見つけていただき
相談に来られた結果実家は売却する結果にはなりましたが、
売却後も、中古のマンションを購入できるくらいの売却益もでました。
もし、Sさんがお一人で悩み続け、競売となった場合
売却益どころか何も残らず、マンションを出て行かないと
いけない結果になっていたかもしれません。
同じ様な事例はたくさんあります。
一人で悩まず
相談してください。